複合材料の比強度・比剛性は強化材の機械的特性によるところ大であり,これを端的に説明する基本法則は複合則である.
複合したものの軸力は,母材の軸力と繊維強化材の軸力の和であると仮定すれば,
なお,Aは面積,σは応力,添え字のc(composite material)は複合材料,m(material)は母材,f(fiber material)は繊維強化材を表す.
複合材料中の構成材料の体積割合と断面の割合が等しいと仮定すると,
となる.
ただし
ヤングの法則を用いれば(ひずみをεとする.)
となって,ぜんたいのひずみは等しいと仮定すると
とわかる.
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