http://physics-japan.blogspot.jp/2012/06/blog-post_30.html
の続き,いや続きでもないかもしれない.
入力質量(空気とか燃料)=出力質量(空気とか気化した燃料ガスとか燃焼ガスとか)
に注目して,燃焼状態を解析することができる.
たとえば窒素について考える.
入力質量は,空気中の窒素と燃料中の窒素であり,出力は燃焼ガス中の窒素であるので
となる.
左辺
一項目は実際にいれた空気中の窒素の体積
二項目は燃料中の窒素の体積
右辺
燃焼ガス中の窒素の量 (N2)は窒素の体積割合
燃焼状態の解析には酸素の質量について考えることが重要で,酸素の質量バランスは以下のようになる.(空気中の酸素と燃料中のC,O,H,SよりSO2,H2,CO2,CO,CH4,H2Oができると考えている.)
右辺
第一項 実際にいれた空気中の酸素の体積
第二項 燃料中の酸素の体積
左辺
第一項から第三項 CO2,H2O,SO2に含まれる酸素分の体積
第四項 燃焼後ガス中の酸素の体積 不完全燃焼の分の補正
ここで,左辺では完全燃焼を仮定した分の酸素を供給しているため,不完全燃焼分
の補正をしている.
ガス分析によって空気比μを求めることができ,
となる.
(さて,複雑だ.なんでこーなる?ここで,なんか,なーんかしらないけどこんな方法で考えてみました.たぶん楽.おれだけかな.)
となり空気比μと一致することがわかる.
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿