現代数学への入門 力学と微分方程式 高橋陽一郎 著
で見つけたものでした.
今度,連立微分方程式の場合に拡張したものを考えて記事にしたいと思います.
さて,本題
同上の本を今読んでいるんだけれど,P.63の問13がどうしても解けない.そして気軽に質問できる人がいない.だから記事にします.(2011.12.13解決)
問題
の線形独立な解(本の誤植:本当は対応する同次方程式の線形独立な解って意味だった.)
を並べて得られる行列X(t)を解の基本行列という.
このときX(t)X(s)^(-1)は素解であることを示せ.
自分の間違っている解答
とすると,
を満たす.(次がどうもうまくいかない.)
ただしB(t)はbベクトルを並べたもの.
この式の右辺の二項目が0にならなければ証明にならないのだけど.
なぜか0にならない.どこで間違えたんだろう.
とすると
であり
となる.
追記2011.12.13
解決.書いてることはあっていましたー.教科書の誤植またはコトバたらずのようでした.
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